家紋「抱き冥加」のレーザー加工

和室のリフォームに使用したいとのご依頼で、家紋のレーザー加工を行いました。

厚みのある材料で正直なところ難色をしめしていたのですが、5回カットできれいに抜けました!(笑)

今回ご指定頂いた材料はスプルース。素直な材料だから大丈夫だろうと、シナと同じ設定でまずは加工をしたところ、木地の状態からは想像できなかった冬目(かたい木目)が必要以上に残ってしまい、醜い仕上がりになってしまいました…涙。

レーザーと木との関係はなかなか難しく、日々使用している材料の最適な設定を決めていても、湿気が多い日が続いたり、寒さが厳しくなってくると材料に含まれる水分(含水率)が変化することで、

「あ~~~~~なんで今日はちっとも切れないんだ~~~~涙!!」

なんてことの繰り返しです。

また、初めての材料の場合など、細かく設定を変える必要もあるため、材料持ち込みでレーザー加工ご依頼の際は、必ず試し加工用に同じ材料をご用意ください。

※弊社主流素材である木材以外を試す時間が無く、ほかの材料でのベースとなる数値を出しておりませんので、現段階では木材以外はお断りしております

※加工面積には上限がありますため、ご相談の際はサイズの記載もお願いいたします

※加工データはIllustratorデータ(CS6にダウンしてください)がベストですが、出来るだけ高画質のJPEGデータであればこちらで加工用のデータをお作りします。画質が低い場合は、費用が少々かさみますがこちらでデータ作成可能ですので、まずはご相談くださいませ。